最近、つまらない本ばっかし読んでる気がする…

ジィップ「マドゥモアゼル・ルウルウ」は、19世紀後半のフランスで流行った大衆向けの小説。

途中まで読んで図書館に返却した。

訳は森鴎外の娘でフランス文学に堪能な森茉莉

挿絵は宇野亜喜良

(表紙を開けた所に女の絵があるが、Google検索では出ない模様。)

解説は与謝野晶子

これだけ大物を集めておいて、よくもまあ、あんなチープな内容だよなぁと。

14歳のルウルウは、40過ぎの男が好きみたいだね。

マラルメやファルグに耽溺していたモーリス・ラヴェルなんか、絶対あんなの読まなかったと思うぞ。