今日、喫茶店でジャック・レダ「パリの廃墟」を、半分を過ぎるくらいまで読んだところで、その本に出てきたジャコテとサングリアについてスマホで調べたら、下丸子図書館にあるという。
そこで、図書館の人には申し訳ないが、二度も行ったり来たりで本を取ってきてもらった。
なぜなら、もう一冊予約していた本「カヴァフィス全詩集」があったからだ。
ところが、ジャコテの本かと思ったら、ジャコテが書いたのは一部の解説のみであった。
そのため、ジャコテの詩集は大田区の図書館にはないことが分かった。
そして、カヴァフィス全詩集を15分くらいかけて読んだ。
それにより、ギリシアの詩がどんなものか、はたまたモーリス・ラヴェルがどんな教養の環境で過ごしていたかに一歩近づけた気がしたのだ。
だからこそ言う。
図書館の人、何度も取ってこさせた挙句、その2冊とも返してしまってごめんなさいね。
でも、あなたの努力はちゃんと、私の血肉になっていますよ。
そして、今借りている、かなり読みにくいが美しい「パリの廃墟」は全部読むつもりでいます。
え?私が何の仕事してるのかって?
確かに私は私服姿でちょくちょく来ているので、ニートと間違えられやすいかもしれません。
でも今は嘱託社員です。(今月は仕事が結構入ったほう)
で、その技術を師匠のもとで修業している身でもあります。