Evan ParkerやMark Solborgの奏する「The Trees」というアルバム。
さすが、樹木の音楽。
平行植物の言うように、人工物の対義語が有機物であるならば、フリージャズは有機物に属していて欲しい。
一方で、「トリスタンミュライユと自然」という現代音楽のアルバムは、自然と言っておきながら人工物に属する気がしてしまう。
なので、現代音楽に比べたら、「The Trees」はより有機的だと思う。
フリージャズは、シュルレアリスムの自動記述に通じるものがある。
意味が分からない人は、平行植物の第3章「『形態について』より、幾何学的衝動」を読むんだ。
そこに有機物と人工物の差を意味する図が載っているから、分かりやすいと思う。
とまあ、こんな感じで書いていると、以前Facebookに載せた記事に似てしまった。(あれはもっと詳しく書いたが。)