Facebookに久々に投稿した記事。

この間言っていた気象学の本を読み終えたので転載しておく。

相変わらず、読了系の記事は誰も相手にしてくれない模様w

自分の頭の整理と、勉強の進み具合を確かめるために書いている感じだ。

(ただ、Facebookにはロム専がいると思われるので、彼らのために書いている面もあるが。)



(引用)


岩槻秀明「気象学のキホンがよ~く分かる本」、読了。


他と比べてかなり分かりやすい科学本ですが、内容は天気図やエマグラムを読んだりと、専門要素を含みます。

そのため、説明はかなり分かりやすいけれども積み重ねを必要とするため、簡単な本ではありません。


個人的には、◯◯◯に必要な「理系的な頭の使い方」を習得できたことが、この本を読んだことによる一番の報酬です。

読んだそばから忘れていくので、次の項目を理解するためにいくつか前の項目を読みなおしたりして、それの繰り返し。

理系の人の大変さが伝わってきました。


内容について。

例えば、風は高気圧から低気圧へと吹きますが、その気圧傾度力という概念だけでは説明できません。

そこにコリオリの力が加わって、等圧線に平行に吹きます。

しかも、高度が低いとそこに地面との摩擦が加わり、逆方向に力が働きます。

このように、小さな規模の風の吹き方一つ取ってみても複雑な説明が必要なのです。

その他、オーロラのしくみなど、宇宙や太陽に関することも学べました。

索引を抜いても、たっぷり468ページ。

まずは図書館で借りてみて、興味が沸いたら購入してみてはいかがですか?


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