レヴィナスは、ナチスなどの全体主義に対抗するための武器を配った。

哲学の歴史の流れとしては、それでいい。

でも、今の日本でその武器を振り回していたら、頭のおかしい奴だと思われるだけだろうな。

あくまで、悪い思想に対するために書いた本だから。

 

レヴィナスについて研究している、私の地元が出身地の内田樹(たつる)は、結局、共産主義者になってしまったんだね。

オウム真理教並みに危険な東大卒。

バカはバカでも、関わってはいけないタイプのバカだ。

(というか、レヴィナスは本当に共産主義を育てるような思想を書いていたのか?むしろその逆だと思ったんだが。)

ただ、内田氏の生き方は行動不要論っぽくて面白いけど。

やりたくないことはやらない、やりたくなったら一気にやる。

それで日比谷高校合格→成績が最下位&品行不良のため退学→大検→京大不合格→東大合格→都立大院。

 

吉野さんが今日のツイッターで、「近代哲学は、思想を強めてバカになる読書」と書いていた。

けど、近代哲学も、それはそれでうまく使えば物の見方が多様化して面白いと思うんだ。

それは分かっている。

ただ、私は今の所やめておくよ。

一歩間違えれば共産主義無政府主義になりそうだし、そうなったらおしまいだからね。

人は、あまりに理性に偏りすぎると、魂的な感覚がインポになるから、何を言っても通じなくなる。

それに、純粋にめんどくさいから、もし気が向いたらやるという程度に留めておく。

ただ、レヴィナスの思想に浸かっていたパスカルキニャールのエッセイは、それはそれで面白いから読むけどね。

 

あ、それとレヴィナスについて書いたら閲覧数がガクッと下がったんだが、はてなブログの(中国共産党シンパの)工作?

ま、本当にはてなの工作だとしたら、レヴィナスって結構核心突いているのかもね。

それについて議論されたくないんだろう。

 

ちなみに「レヴィナスの「全体性と無限」を図書館に返却するか?」と易占いに聞いたところ、風雷益の2ばくが出たので、速攻で返したよ。

まだ最初の所(終末論のくだり)しか読んでなかったけどね。