千野志麻の事件で、上級国民説は本当だと分かった。

千野志麻(しお)の起こした運転過失致死。

これのおかげで、日本には上級国民制度があることがはっきりと分かった。

田中角栄が逮捕されていた時代の頃の日本人の精神はもう、今の上級国民たちには残っていない。

歴史的に言っても、昔の上級国民は立派な人がほとんどだった。

陸軍・海軍大将は、本当に教養人で、自分は質素に暮らしながら他人のためにお金を使うような立派な人が本当にいた。

もっと昔に遡ると、聖武天皇は世の中に擾乱が起きると「私に徳がないから世の中に争いが起きてしまう」と嘆いたという。

(たまに織田信長のように残虐な人もいたが、それも結局部下に殺されてしまった。)

在日が日本を故意に汚染しているのは分かっているが、そんなものに同調して卑しく生きるぐらいだったら腹を切れ。

(在日だって立派な人もいるんだ。日本人が卑しくてどうするんだ。)

歴史的に見たら、こんな一瞬で日本人マインドは消えるものかと唖然とするばかりだ。

ただ、千野志麻の頃とは違って、飯塚幸三の時代は上級国民への風当たりが強くなって来ているはず。

また元の日本に戻ろうとする民意の力が働いているのかもしれない。

それでも、司法というのは一度腐るとなかなか動かないものだ。