三十五段まで読んだ枕草子を一旦辞めて、レーモン・ルーセル「ロクス・ソルス」に鞍替えすることにした。
易占いの結果により決めた。
たくかかく5は大吉。
之卦(未来)も、らいかほうという大吉が出たことになる。
決して、枕草子がつまらなかったわけではない。
私は基本、一冊ずつしか取り組めない人間。
そういや、枕草子を読む際にあたって、このサイトはかなり参考になった↓
http://makura.choice8989.info/
ただ、このサイト、段数が間違っている。
あと、(原文で)三十三段の所のエロい記述を、このサイトではエロいものだとは言わない。
そんな所を見ると、このサイト主はそれを読み取れなかったか、敢えて書かなかったかのどちらかだろう。
なんせ、読者が小学生の可能性も少なからずあるから。
三十三段は妙に具体的過ぎてエロい。
ドエロスだ。
下草=女性の陰毛
露=愛液
紫の扇を広げて=膣を広げて
(しかもその扇は「花か紅かすこし匂いたる」らしい)
などと、通いのシーンで連想できるのは明らかだ。
この頃の日本人の貴族は、結婚する気のない人とも普通にセックスしていた。
男が夜這いで女のもとに行くのが通例。
親は黙っているのが礼儀。
でも、そんな事をしていたら、いつか火が着くのが目に見えている。
http://makura.choice8989.info/main/makura36_2.html
(引用)
アサガオの花に下りた朝露が消え落ちてしまわぬうちに
(中略)
「桜麻の麻生の下草露しあらば 明かしてゆかむ親は知るとも」
(※麻の畑の下草が朝露だらけで足元が濡れてしまったので、彼女の家に泊まって行こう。彼女の親に気付かれたって構うものか)
(引用、終わり)
中学生以上の皆さん、これは本当はエロい記述なんだよ。