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チェコ語の絵本を一部翻訳しました。
(以下、本文)
ルドヴィーク・ストジェダ著「フルートから出たひばり」。
(Ludvík Středa "Skřivánek z Flétny")
第8章「言葉(Slovo)」、p.27~28
私は机のそばに座り、おとぎ話を始められるように白紙の上で言葉を探していた。ある奇妙な、とても奇妙な言葉を。何かトカゲのような。あるいはシヴォホルプ。
シヴォホルプって何だ?恐らく、私たちのそばの屋根に座っている灰色の鳩(シヴィ・ホルプ)だが、結局のところ今は全く関係ない...
そうして私が言葉を探している最中に、誰かがドアをノックした。そして、私はいつものようにこう言った:「今日は休みです!」
「私は言葉です...」と紹介されたその言葉は、もう既に使われていた。
「言葉、言葉...しかし、どんな言葉?」
「雀という言葉が、失礼します...」
そのような言葉が現れるのを最後に見たため、今だけ紙から目を離したが、しかし何も見なかった。そのため、むしろ私は尋ね続けた。
「それとどうします?私はあなたから何か借りてますか?もしくは...確かに私は雀(vrabec)の代わりに間違ってブラベッツ(brabec)と書きました、ですよね?」
「そのようなことは何もございません。私はあなたに会いに来ました。なぜなら、温まりたいからです。外は少なくとも-7です。」
私は窓の外を見た、ブルブル...!外はだいたい氷点下7度以下だった。
「お茶を淹れてきます...なので、座って寛いでいて下さい...」
私は椅子を指さした。
しかし、私が机から立ち上がる前に、言葉がはっ!と手のひらに落ちてきた。
そしてそれを入院させるように静かに包んだ:
「お茶を淹れないで下さい、その方が良いのです...」
それは恐らく正しかった。
私はそれら全てを、冷たくて脆いものと感じた。
どのようにゆっくり温まっていくかを感じた。
言葉がどのように私を温めるかを感じた。
すぐに私は、翼竜と灰色の鳩を頭の中から手放した。そしてその言葉はどうやら気づいたようだ、なぜなら私にささやきかけてきたから:「屋根の上の鳩よりも、手のひらの雀の方が良いですか?」
「アドバイスありがとう...」私は話している、雀の王についてのおとぎ話をページ全体で伝えたときに。
そして私はどのような答えを得たか?
「何もない。私たちは結局、お互いを助け合わなければならない...」
そのような目立たない、一般的な言葉で何が出来るのか!
あなたにも既にこのようなことが起こってはいませんか?