誰かを差別的な目で見ないようにすると、自分は幸せになれます。
悪の心をなくしていくと、エネルギーが充填されるんですね。
これは仏教的な考え方だと思います。

 

例えば、別れた彼女が誰かと結婚している場合、
「お前は所詮、俺と同じ程度のレベルでいればいいんだよ」
みたいな心を持っていると、不幸になります。
私はそのことに、初めて気づきました。
普段、あまりにも不幸が慢性化しすぎていて、そのことに自分でも気づかないんですよね。
すぐさま、
「ああ、自分はこういう心を持っていたんだ。だから、自分のことを差別的な目で見る人を引き寄せの法則で引き寄せてしまうんだな」
と思い返しました。
自分の思いをそうやって見つめることで、自分の中の悪い思想が消えていきます。
すると、かつて自分のことを本当の意味で愛してくれた元カノに対しては、
「誰と一緒になっても構わないから、本当の意味で幸せになって欲しい」
という本当の願いが込み上げて来ました。
これにより、ごっそり欠けていたエネルギーが、みるみる充填されました。
私がこう思うことにより、私自身が引き寄せの法則によって良い結果を引き寄せる体質に、少しは近づけたかと思います。

 

これが本当の仏教ではないでしょうか。
ブッダの真理のことば」という本の最初の言葉、
「ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によって作られる」
というのは、明らかにゴータマ・ブッダ引き寄せの法則について気付いていたことが考えられます。
引き寄せって、決して新興宗教ではないんですよね。
後鳥羽上皇だったか知りませんが、「私に徳がないから、世の中に擾乱が起きてしまう」と言って、観音様の像をたくさん作った人がいたと思います。
また、能などを見ていても思いますが、昔の人って霊的感性がすごいです。

 

今の世の中、物質的には幸せでも心が寂しい人というのが多すぎます。
自分の中の潜在的な不幸が慢性化していて、しかも周りもそんな感じの人ばかりだから、自分で気づかないんですよね。
今これを読んでいるあなたは、そっとそのことに気付いて幸せになればいいと思います。