女を多く食うことを引き寄せても、幸せにはなれない。

また、一番ムラムラくる女と結婚しても、そこに無償の愛がなければ、幸せにはなれない。

なぜなら、結婚しても嫉妬に狂う人がいるし、また、相手に飽きて浮気をする人がいるから。

その人が引き寄せるべきは、他人に対する無償の愛である。

自分がそういう風になれば、そういう人を引き寄せるからだ。

今の世の中を牛耳るリア充志向は、他人に対する恐怖と不安から発生したものだと断言する。


愛情を感じないまま育った人は、性欲過多になりやすい。

脳が癒しをそこに求めるからだ。

その性欲が、タバコや酒などの形而下のものや、芸術などの形而上への欲望にもすり替わることが出来る。

女を食った方が勝ちだと思っているリア充志向は、実は育ちの悪い人たちの価値観であり、未来に生まれる自分の子どもを愛しているからではない。

育ちの悪い人は、それを形而上への欲望に昇華させれば、生きやすくなる。


社会に対する慢性的な恐れがあるから、自分よりも不幸な人に対して優越感が芽生える。

その優越感を消してみれば、そこに残るのは恐れである。

それを理解することによって、その恐れは消えていく。


私の経験上、ここに書いたことは全て本当のこと。

これは、既存の価値観をまず破壊して、皆で幸せになりましょうという意思で書いている。