2020-12-18から1日間の記事一覧

全体性と無限 序文

順番がずれましたが、レヴィナス「全体性と無限」序文です。スマホが壊れて消えたら困るので、ここに載せておきます。無限とは、デカルトのいう神の思考のこと。デカルトは、神は無限であるがゆえに人間とは絶対的に切り離された存在だと言いました。しかし…

全体性と無限 第一部 B-4章

(スマホのメモ)全体性と無限 第一部 B-4どんな言説でも外部性の関わりであるというわけではない。私たちが言説の中で接近するのは、私たちの師である対話者ではなく、対象や、子ども、群衆としての人間である。教育指導的・精神誘導的な私たちの言説は、レト…

全体性と無限 第一部 B-3章

(スマホのメモ)全体性と無限 第一部 B-3分離の独自性は、分離した存在の自律性にある。真理という関わりは、言語に依拠し、諸項が関係に縛られず孤絶する関係。対象の認識は、諸項が関係に縛られず孤絶する関わりを保証しない。客観的認識は、いくら無私無欲…

全体性と無限 第一部 B-2章

(スマホのメモ)全体性と無限 第一部 B-2分離した存在の無神論的な自存性は、無限の観念との関係を唯一可能にする。無限の観念(同と他の関係)が、分離を取り消すことはない。同と他が合流し得るのは、全く安全に他の上で休らう代わりに、真理を探究する際の危…

全体性と無限 第一部 B-1章

(スマホのメモ)全体性と無限 第一部 B-1無限の観念は、他に対する同の分離を前提としている。しかし、この分離が他との対立に依拠することはあり得ない。外側から自分を見ること、そして自己や他者たちという言葉を同じ方向性で用いるのは根本的に不可能であ…