今日、水道橋に行ったけど、あんな事件があった直後でも桜蔭生はいつも通り平和に過ごしているみたいだった。

みんなの学校情報では「他人に干渉しない子が多い」と書かれていたけど、実際は良い意味でそうでもない感じ。

友達同士でワイワイやりながら、肩を組んだりしていた。

なんか、可愛いね、あの子たち。

幸せオーラを身に纏っている。

その幸せオーラは、恋愛系の幸せオーラとは違う感じ。

もちろん、私は性欲的には20代後半〜30代前半、あるいはスポーツ系で肉付きの良い人が好みなんだけど、あの高学歴jc・jkの可愛さは性欲に関係ない。

それは、私よりも15歳以上は年上であろう、めぐたんの可愛さと似ている。

私にはその辺、年齢は関係ないね。

もちろん、向こうから好かれないと、私の性欲や愛情は減衰してゆき、一日も経てば忘れてしまうんだけど。


私は恋愛感情を隠すのが上手いから、桜蔭生たちからは何も思われてないよ。

私はただの通りすがりの異邦人みたいにしか思われてない。


最近のjkって、直接私の顔をじーっと見る人も少数いるけど、釣り針に引っかかった人のだいたいはツンデレ的な反応。

共学の人たちはその辺が上手いと思う。

電車から降りる際に窓に映った私の顔をチラ見してきて、窓で目が合ったこともある。

あるいは、図書館にて用もないのに振り返って、視界の外側で私の顔を見たり。(←それ、もしかして、人生で最初に出会ったアスペルガーっぽい桜蔭生も、今から思えばそれだったかもしれない。)


桜蔭生はそこら辺ドライなので、私に興味がないのかもしれないけど、それ以前にそもそも恋愛自体に興味がないんじゃないかと思った。

なんせ、塾以外に出会いが皆無だから、恋愛の心が消えかかるのかもしれない。

「彼氏はいらないけど、孤独死したくないから結婚はしたい」に同意している人が多くて引いた、との情報も。

ちなみに、女子校では若い男の先生に恋する確率よりも、先輩の女の子に恋をする確率の方が高い気がする。

女子校では、先輩から返事の手紙を貰っただけで号泣するとか、よくあるらしい。

つまり、多くの人が数%は持っている、同性愛の心だ。

ちなみに桜蔭は、普通の女子校以上に男の先生がほぼいないとのこと。

桜蔭で伝説的にモテていたのは、後に芸能人となる楠城(なんじょう)さんだという。

楠城さんが一回転して振り返ってみせただけで、キャーキャー歓声が上がったとのこと。

楠城さんは、めっちゃ自分自身に厳しそうな性格をしている顔に見える。

というか、楠城さんっていう名前がそもそもカッコいい。

どこの学園ドラマだよっていう現象が、実際に起きているんだね。

京極夏彦魍魎の匣」という小説の、頼子の憧れていた加奈子という子を思い出した。