追記:

これはメシャムパイプだからではなく、どうもパイプ葉の詰め方と息の使い方によるものだったらしい。

ただ、この時の私はこの程度だったという自戒を込めて、そのままにしておきます。



メシャムパイプって、めっちゃくちゃ美味い。

象牙のような、牛の骨髄のような、山羊の乳のような、何とも言えないクリーミーな味わい。

素材はトルコで採れる石なんだよね。

この味は、目を瞑って「うぅ〜ん」と思わず唸ってしまうほど。

パイプって、素材によって味が変わるもんだなと。

折角喫煙者なのに、これを知らないで死んでいく人がいるなんて、なんて勿体ないんだろうと思う。

ちなみに、私のメシャムは変な感じに焦げたり褐色化したりしているが、それは吸い方が下手だった頃の名残り。

吸い方が上手くなっていくと、そんな傷跡が愛おしくなる。


一方で、市販の紙巻き煙草とか不味いよ、本当に。

なんか、作られた味がするもん。

ピースやゴロワーズは、たとえ口腔喫煙で吸ったとしてもパイプに比べたらかなり劣る味だね。


パイプが美味くないって言う人は、吸い方が悪いから。

コツとしては、葉っぱはケチらず量を多めにぎゅうぎゅうに詰めること。

それと、パイプが熱くなって来たら、火が消えていいから休憩させること。

休憩させた後に再び吸い始めた時が、めっちゃくちゃ美味いことに気づくだろう。

あと、パイプは基本、水洗いしちゃいけません。

その代わり、使ったパイプは、一日一回は必ずモールを通して掃除すること。


ちなみに、コーンパイプもめっちゃ美味いよ。

コーンパイプなら安上がりで買えるはず。


深夜にパイプ煙草を吸おう。

パイプや葉巻は、眠りを導入する効果もあるという噂もあるから。