知らない人から馬鹿にされるなどの嫌がらせを受けたり、心から嫌なことが起こった直後から、なぜか他の人からモテるという。

私の人生、ずっとそれでした。

今日、もしかしたらその現象の原理が分かったかもしれません。

今までは、「悪いことの後には、自らが悪いことをしなければ、神様の力によって良いことが起きる」のだと思っていました。

それも真実でしょうが、今一つ私は納得出来ませんでした。

それで今回思ったのは、霊格が高い人の方が、引き寄せの法則の力が強いのではないか?」ということ。

つまり、私は嫌な思いを受けることによって、それを耐え忍んだために、他人の気持ちが分かるようになって、一時的に霊格が少し上がったのだと思います。

それにより、脳が自分を癒そうとして、無意識に可愛い女の人の方に目が行き、人より霊格が上がっているがために、モテることを無意識に引き寄せていた。

しかし、それで気分が良くなってしまうと欲が芽生えてしまう。

それにより、結婚したいと思うわけでもないのに、無責任に色んな女の子に色目を使うようになり、また霊格が元の位置に下がってしまう。

それにより、また悪い人たちと同類になってしまい、こちらが良い気分でいようがいまいが、嫌な目に遭うという。


この世の全ての素材は、根源の神が作った幻で出来ていると思います。

物理法則などの絶対法則は、根源の神による引き寄せの辻褄合わせです。

その根源の神というのはとてつもない愛の塊です。

根源の神の下には、神々(精霊の最上級クラスの存在)がいます。

神々の下には、眷属がいます。

つまり、何が言いたいかというと、霊格にはヒエラルキーが存在するということです。

つまり、我々にも霊格によるヒエラルキーがあるということ。

しかもその個人のヒエラルキーは、その行いにより、常時にわたって上下を繰り返しているという。


なので、「この世には良いも悪いもない」などと言って何だかんだで悪を許容している人は、倫理的にもですが、上記の理由によってもおかしいと思います。

そういう人たちは、簡単に低級霊に乗っ取られます。

つまり、その人が生まれる前に立てた人生計画をダメにして、その隙間で低級霊の悪い望みを叶えて、無駄にカルマを作るという。

低級霊が「この世は、正直者は馬鹿を見る。良い人はやられ損だ」などということを自分よりも高級な人たちに少しでも信じさせれば、それだけそのことが実現しやすくなります。

また、低級霊は自分と同じかそれよりもっと低俗な人たちをコントロールする力を持っています。

そうやって、猿山の大将みたいなのを作って悦に入り、この世への未練を叶えようとします。

しかし、そんなつまらないことでは未練は消えず、成仏も出来ません。

なぜなら、未練をなくすためには、誰かに愛される必要があるからです。

なので、低級霊はまた憑依先を探すのです。

可哀想な奴だと思います。


岩波文庫の「ブッダの真理のことば・感興のことば」の冒頭には、引き寄せの法則の真理が書かれています。

「ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくられる」

これの解釈は皆、唯物論的に「そう思えばそういう気持ちになる」というだけだと思っている人が多いですが、恐らくこの文言はもっとオカルトチックなものであり、引き寄せの法則の真理です。

しかし、ブッダは「引き寄せの法則が本当だからこそ、我欲を捨てて霊格を高め、自分にも周りにも悪いことが起きないように生きましょう」と説いているのだと思います。

なぜなら、霊格が高い方が引き寄せが強いので、周りをコントロールしてしまうからです。

加えて、霊格が高いと、周りの幸せを願わずにはいられない直感が働くのです。


エイブラハムの引き寄せの法則は、読んでいるとワクワクする箇所もありますが、よくよく注意してみると眠くなる箇所の方が私には多いです。

その直感は、後になってみると正しかったりします。

なのであの本は、あの本でしか得られない真理もあると思いますが、全面的には信頼していません。

また、ハッピーちゃんの言う「コンフォートゾーンを抜けろ」というのは、直感がそっちに向かっている場合以外だったら、むしろやめた方が良い場合が多いと思います。

ただ、直感が嫌だと思うことは、やらなくていいことの方が多かったと思います。

その時間を、直感の動く方に使うべきだと思います。

私は直感に逆らったがために、人生を棒に振って来た経験が数々ありますから。

私の経験上、「世間体」という恐怖心が最も人生をダメにしました。

世間体というのは、皆で何かしらの負け組になりましょうという、同調圧力のこと。

馬鹿にされてもいいから、直感に従うべきだったと思います。

次に、「我欲」が人生をダメにしました。

ただし、この我欲というのは、直感からの欲との違いを判別する必要があります。

私の経験上、直感からの欲でよくあるのは、待つことの大切さというもの。

「そっちに向かっても良いが、今はまだその時期ではないよ」というものです。