ドラマの撮影現場で技術職の仕事をしてきた。
といっても、ADとか照明みたいなドラマ専属のスタッフではなくて、外注の仕事なんだけど、私の技術が全国放映されることになった。
とあるおじさん芸能人は、私に挨拶する際に、とても上品に接してくれた。
しかも、その人の全身からは「幸せオーラ」がものすっごい出ていて、ああさすが芸能人のオーラは違うなあと感じた。
そして、その仕事、私が式場に来て最初に話したのは、マスクをしていて顔が分からなかったが、後でそのドラマのwikiを調べた所、それは恐らく乃木坂46の久保史緒里さんだった。
で、私は引き寄せの法則を信じていたので、最初の3秒間の直感でこう思った。
「ああ、やっと俺にふさわしい女が現れたよ。」
「このレベルの女だったら、俺でも手に入るかもな。」
もうね、あの子(新しいお弟子さん)のことをさんざん書いてきた通り、今の私はすごくショックを受けており、そこから立ち直るために死にもの狂いでインスタのタロット占いや引き寄せの法則サイトを真面目に読み続けている最中なので、たとえ相手が芸能人だろうが何だろうが物怖じしない性質になってきたんだよね。
久保さんの腕は白いが、意外と筋肉が詰まっている感じで、健康的でちょっとムッチリしていた。
まるで、多数の男にモテることを大真面目に研究して実践してきた人、という意味での職人みたいだった。
芸能人を潜在意識レベルで「俺にふさわしいレベルの女」だと思えるようになった今、果たして引き寄せの法則はこれからどのように動くのだろうか?
ちなみに、私が久保さんの方をちらっと見て目が合った瞬間、嫌そうな顔をしていたので、それをマネージャーに言いつけていたかもしれない。
でも、私は怒りも悲しみもせず、「ああ、その気持ち分かるよ」っていう感じだった。
芸能人は大変だな。
でも、それも含めて「俺にふさわしい女」だと思える何かがあるのは確か。
なぜかっていうと、私自身も小学校高学年~大学生の間には、好かれたくない女から好かれて嫌悪感を感じたことが結構あったから。
だって、私は大学生の時によく図書館に入り浸っていたんだが、あんな気持ち悪りい司書のババアから色目使われたら、オーラの栄養がごっそり持っていかれた気分になるもんね。
ああ、でも、久保さんとは私と性癖が合わなそうだな。
私は特殊性癖持ちだから。
まあ、あの子(新しいお弟子さん)の方が、やっぱり一生一緒に居たいわ。