(Facebook投稿記事)
ラ・グロリア・クバーナ。
これは伊藤文學さんの別荘にあったもので、彼の家族で葉巻を欲しい人は一人もいなかったため、どうせ捨てられてしまうならと貰うことにしたものです。
そのため、現在、この葉巻がセットになった箱は師匠の家に置いてありますが、師匠は喫煙者であるにも拘らず葉巻には殆ど関心がなく、私以外は誰も興味を示さない模様です。
さて、味の方ですが。
序盤はカシス感が強めで、甘味も感じます。
そして、段々苦味となめし革感、きな粉感も出て来ます。
中盤に差し掛かると、肉の脂身のような味わいも出て来ます。
後は、醤油?のような味も…
ただ、カシス感は段々薄く残る程度になり、どんどん消えて行きます。
とにかく、古くなっているからか、または元々がそういう味なのかは知りませんが、中盤以降は味が薄く、あまり美味くはない模様です。
でも、今スマホで聴いているフリージャズのお供が欲しいので、頑張って吸います。
そして、終盤に差し掛かる際、口の中に残った味わいはどこまでも香ばしいナッツの香りがしますが、これはどの葉巻でも大体そうなるため、特色の一つにはカウント出来ませんでした。
また、酸味も少しだけ出て来ます。
更には、古いにも拘らずニコチン濃度は高めなので、身体全体がクラクラして来ます。
ちなみに、葉巻に付着した白い粉は「天使の粉」と呼ばれており、葉巻にとっては良いものなので、決してカビなどではありません。
(なお、下の写真は伊藤文學さんの別荘にて撮ったもので、今吸った葉巻と同じ銘柄。)