Facebookの更新を減らすとか言っておきながら何だが、やっぱりいつも通りに更新することになりそうだ。


パイプタバコの葉について。

ラットレー「マーリン・フレイク」がこんなに美味いとは知らなかった。

ペリクってこんなに美味かったんだ。

ペリクという葉は、少し酸味のある腐葉土のような香りで、それを熟成臭とも言う。

そして、バージニア葉の甘味も後からやってくる感じ。

熟成というか、良い意味での腐敗というか、とても複雑な味わいがする。

このパイプタバコは、めちゃくちゃ研究を重ねた上で作られている味だ。

ヨーロッパ人は日本人に比べてめちゃくちゃテキトーな人が多い一方で、ごく一部の天才に関してはものすごい才能を発揮する性質があり、才能が潰されない良い国なんだなと思ったりする。


いや、昨日までは「味がないなー」とか思ってしまって済まなかった。

味わい方を変える必要性に気づかなかったんだ。

パイプは、口に咥えたまま吸うこと。

少なくともこのマーリン・フレイクはそのような吸い方を想定して作られていると思われる。

そして、比較的多く煙が出ても問題はない。

また、フレイクなので湿っているため火持ちが悪く、マッチを8本くらい消費することにはなるが。


マーリン・フレイクは2022年7月現在、銀座の菊水で売っているのを見かけたのが最後。

あとは、楽天などの通販でしか売っているのを見かけたことがない。

バージニアの王様」と言われるだけのことはあるのに、廃番になりかけているとは。


ただ、私は親知らず抜歯の後遺症により、右顎が疲れてくると痛みが生じて来て、辛い。

ずっとパイプを咥えているのは無理だ。


ちなみに、ラットレーは元々スコットランドの会社で、その後、ドイツの会社が買収して今に至る。

あ、ちなみにマーリンって、魚のカジキのことね。