(Facebook投稿記事)
新宿のkagayaにて購入。
吸い始めは、きな粉感とスパイシーさ。
序盤は、きな粉とスパイシーさに加えて、少量の青臭さとナッツ感、それに僅かな肉の脂身感があります。
中盤も同じ味がずっと続きます。
(同じ味がずっと続くのは他のダビドフでもそうらしいです。)
ただ、他の葉巻なら感じるはずの乾燥リンゴや黒糖の味は、ほぼゼロです。
とにかく、甘さ全般がなく大人の味です。
ダビドフの中でもこれは異色のようです。
まるで、ハーブの葉っぱを食べているような感覚です。
そして、終盤に近くなるにつれ、だんだんとチョコレート感が出て来て、ナッツ感が強くなって行きます。
ここに来て、やっとビターチョコレートの甘さが少し出て来ましたが、やはり甘いと表現するほどの甘さは最後まで出て来ない模様です。
そして、よく喫茶店のコーヒーに添えてあるあのクリームのような脂っこさも、僅かですが顔を見せました。
ダビドフの嬉しい所は、後半に入っても何らかの味わいがなくならないことですね。
(他のメーカーの葉巻だと、後半からだんだん味が薄くなっていって、最後ら辺はもはや味なしになることも多いのですが。)
なるほど、この葉巻は後半にかけて複雑な味わいが出て来るという、遅咲きタイプのようです。
まるで、何もないことへの美しさを表現する芸術作品のようでした。
ただ、どんどん吸えてしまうので、後でヤニクラが半端ないことになってしまい、胃薬も飲みました。
胃薬を飲んでまで葉巻を吸うって、もはや廃人…(今に始まったことではないけれども。)