ダビドフ・エスクリオ・ロブスト

(Facebook投稿記事)


ダビドフエスクリオ・ロブスト、4380円。

新宿のkagayaにて購入。


吸い始めは、きな粉感とスパイシーさ。

序盤は、きな粉とスパイシーさに加えて、少量の青臭さとナッツ感、それに僅かな肉の脂身感があります。

中盤も同じ味がずっと続きます。

(同じ味がずっと続くのは他のダビドフでもそうらしいです。)

ただ、他の葉巻なら感じるはずの乾燥リンゴや黒糖の味は、ほぼゼロです。

とにかく、甘さ全般がなく大人の味です。

ダビドフの中でもこれは異色のようです。

まるで、ハーブの葉っぱを食べているような感覚です。

そして、終盤に近くなるにつれ、だんだんとチョコレート感が出て来て、ナッツ感が強くなって行きます。

ここに来て、やっとビターチョコレートの甘さが少し出て来ましたが、やはり甘いと表現するほどの甘さは最後まで出て来ない模様です。

そして、よく喫茶店のコーヒーに添えてあるあのクリームのような脂っこさも、僅かですが顔を見せました。

ダビドフの嬉しい所は、後半に入っても何らかの味わいがなくならないことですね。

(他のメーカーの葉巻だと、後半からだんだん味が薄くなっていって、最後ら辺はもはや味なしになることも多いのですが。)


なるほど、この葉巻は後半にかけて複雑な味わいが出て来るという、遅咲きタイプのようです。

まるで、何もないことへの美しさを表現する芸術作品のようでした。

ただ、どんどん吸えてしまうので、後でヤニクラが半端ないことになってしまい、胃薬も飲みました。

胃薬を飲んでまで葉巻を吸うって、もはや廃人…(今に始まったことではないけれども。)