(Facebook投稿記事)
ザ・グレンリベット・フレンチオークリザーヴ15年。
渋谷と表参道の間にある「青山ウイスキー」にて購入した、スコットランドのスペイサイド産ウイスキーです。
私が感じたままを言うならば、黒糖のような強い甘さの中に、ラズベリーのような馥郁さと、オーク樽の香りがしました。
なお、とあるサイトには「西洋杉と柑橘類の爽やかな香り」と表記されている通り、確かに杉や柑橘類の香りがほぼメインです。
ただ、私はそれに加えて、例えるのが難しい独特の「甘さ」を強く感じたため、複雑でコクのある、それでいて飲みやすい香りに感じられました。
そして、そのサイトで表現されているように、後味には「シナモンや白胡椒のスパイシーさ」があり、それを過ぎると「乾燥マンゴーのような果実感」があったのも明確に感じられました。
私の場合、開けたばかりの時にはまだ舌がウイスキー慣れしていなかったため、最初は大きな感動のようなものはありませんでした。
しかし、毎日飲んでいるうちに感覚で色々な味を識別出来るようになり、日毎に味わえば味わうほど奥の深さが見えて来る、期待以上のウイスキーでした。
なお、このウイスキーは、熟成をし過ぎないように敢えて職人がコントロールしており、スパイシーさなどを過剰に表現しないようにしているとのことです。
その熟成にはコニャックで使われるフランス産のリムザンオークを使用しているとのことです。