「世の中を綺麗にするために、嫌な奴をぶっ潰したい。」
そうだな、ぶっ潰そう。
そのためには、引き寄せを変えること。
自分が成功して幸せになることが、嫌な奴をぶっ潰すための一番合理的な方法だ。
引き寄せの法則を信じていて、一生馬鹿にされて一生成功出来なくても、信じ続けて死んでゆく、その覚悟が必要なんだ。
インディゴチルドレンは、世の中の心の汚さに苦しむ。
でも、そんな俺が成功すれば、周りで見ていた人たち、ひよっていた人たちに、希望を与えることが出来る。
俺の成功体験談は、スピリチュアルの電子書籍にして販売することにする。
目的は、いじめのない社会を作ること。
いじめられた人に対する差別のない社会を作ること。
そうして成功した俺は、文字通りインディゴチルドレンとして、世の中を引っ張って行くことが出来る。
神社や教会の神様たちには、そう伝えておくよ。
もう、はっきり言ってしまうが。
インディゴチルドレンっていうのは、誰だって今からなれるよ。
というか、今ならなくてもこの先の輪廻転生にて、誰だって通る道だよ。
前に、スピリチュアルを悪用して儲けている人を、一時的に信じていた時期があって。
その時は知らなかったので、そいつが唱えた龍神祝詞の動画を、横浜の平沼橋にある神社の、龍神様の碑の前で再生してしまったことがあった。
そうしたら、動画を再生した瞬間に、誰もいないはずのその神社の、その碑の辺りからものすごい拒絶反応のオーラが返って来た。
まるで、お客さんが嫌がっているのに無理矢理セールスしなくてはならない、社会人なら恐らく誰しもが経験する、相手側からのあの拒絶反応のオーラと同じようだった。
そして、時系列的には後になって、その動画の主が悪人であることを知った。
ただ、俺はそのことよりも、「龍神さんって、実際にいるんだなぁ!」という感動の方が大きかった。
ああ、龍神様、ごめんなさい。