私が諦めたことについて。

諦めた。

 

毒親毒親のまま一生治らない。

また、私が店でコーヒーを飲んでいて、見知らぬ人が私を馬鹿にするためにじっとこちらを見つめて反応を伺っていたりしても、その人は私の力では更生しない。

そういう人たちはうちの毒親みたいに、将来毒親モラハラになって、何を得ても不幸な脳みそになる。

その構造が手に取るように分かる。

 

諦めたら、楽になった。

家にも外にも、いじめられっ子の私に居場所なんてない。

だから、それらのことは全部滝行みたいに捉えて、諦めることにした。

戦っても、エネルギーを奪われるだけだし。

不思議と、笑いが込み上げて来た。

笑うしかないよ。

悲惨すぎて、笑える。

 

ちなみに、不動明王さんの真言を唱えると、不思議とその場をやり過ごせる確率が上がる。

のうまくさまんだ ばざらだんせんだ まーかろしゃーだ そわたや うんたらた かんまん

9回唱えると、より強力になるらしい。

 

「いじめっ子は将来、毒親モラハラになり、何を得たとしてもイライラが止められない脳になる」という私の説は、40代の頃からオール白髪であるうちの母親が身をもって証明してくれた。

私の父親は、毒のある私の母親をかばうだけ・媚びるだけで、私の気持ちには蓋をするよう強制し、私の尊厳を平気で踏みにじって生きて来た。

そして私は、この両親にさえ耐えていれば、母方の祖父母の企業年金(祖父はフジテレビ、祖母は当時国家公務員だった郵便局)と遺産があるから、どれくらいの遺産があるのかは全く聞いたことがないが、何かあっても食っていかれるという幸せはある。

母親はこの間、心臓が悪くなったと聞いたが、この性格が治らない限り、いつ心臓病で死んでもおかしくはないだろう。(悲しいが、朗報だ。)

お金持ちの家に生まれても、愛のない家庭ってこんなに悲惨なんだなっていうことが、嫌というほど分かった。

自分がそうならなくて良かった。

自分の力で、途中で気付いて良かった。

私の人生にも、良いことだっていっぱいあるじゃん。

人って、心が汚いのに苦労しないで育つと、マイナス思考のいじめっ子になるんだな。

変な話、沢山の苦労を乗り越えて生きて来た私の方が、その人たちよりもずっと幸せなんじゃないかとすら思える。

私の母親は、今の私よりもずっと不幸な精神状態で生きているのだと思う。

 

今日はマンションの共同浴場で、空いている籠(ロッカー)の場所を親切に教えてくれた人がいた。

良い人だって、実は沢山いるんだよ。

 

うちの母親、いずれ心臓病で死んじゃうのかな?

母親には良い所もいっぱいあるから、悲しさや寂しさを感じるが、朗報なんだよな、きっと。

私には、慢性的な寂しさがあるらしくて、時々、潜在意識から顔を出してはまた消える。

 

そんな悲惨な私も、最近になって一部の人たちから称賛されるようになって来た。

リッツ・カールトン・ホテルの創業者の一人から私は一目置かれており、私の技術(の入ったCD)をすごく喜んで聴いてくれた。

また、毎週BSのテレビに出ている、多方面で教養のあるピアニストから、私も教養のある人だと思われるようになった。

更には、デヴィ夫人の知り合いである、ものすごく繊細な感性を持ったピアニストから、「〇〇さん(私の苗字)の技術の方が遥かに良かった」と評価して貰えた。

「あなたは大器晩成型で、30代後半から40代以降に、物質的成功と精神的成功=良い伴侶の両方を得る。その成功は、今まで傷ついて来た経験が伏線となって起こる」

と、二の宮占い堂さんの動画で言われた。

2つの動画で、同じことを言われた。

だんだん、占いの通りになって来ているのかもしれないな。