アドルフ・ヒトラー「花の静物画 Blumenstillleben」
(URL先、上から2番目の絵。)
どうだろうか?
良くないか、この絵?
私はこの絵を見て、目が覚めるような気分になった。
ウンベルト・エーコが「醜さ」の代表として、「不快なものには情熱的な反作用がある」として引用しているのだが、私の性癖から言えば、ちょっと汚れていたり発酵しかかっているぐらいの芸術の方が、心に染みる。
決して豪華でなくていい。こういう絵が好きなんだ。
例え美大入試に2度落ちたからとて、彼は画家になるべきだったのかもしれない。
ただ、芸術とは別に、彼のした事は重罪中の重罪。
きっと罪のカルマが大きすぎて、もう輪廻転生で産まれることはなく、神によって静かに魂の解体(本当の死)を迎えたことだろう。