アドルフ・ヒトラー「花の静物画 Blumenstillleben」


https://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/europe/germany/11668071/Drawings-by-Adolf-Hitler-to-go-on-auction-most-expensive-expected-to-get-33000.html

(URL先、上から2番目の絵。)


どうだろうか?

良くないか、この絵?

私はこの絵を見て、目が覚めるような気分になった。

ウンベルト・エーコが「醜さ」の代表として、「不快なものには情熱的な反作用がある」として引用しているのだが、私の性癖から言えば、ちょっと汚れていたり発酵しかかっているぐらいの芸術の方が、心に染みる。

決して豪華でなくていい。こういう絵が好きなんだ。

例え美大入試に2度落ちたからとて、彼は画家になるべきだったのかもしれない。

ただ、芸術とは別に、彼のした事は重罪中の重罪。

きっと罪のカルマが大きすぎて、もう輪廻転生で産まれることはなく、神によって静かに魂の解体(本当の死)を迎えたことだろう。