今日行ったお客さんが私のフェイスブックの投稿を見ているそうで。

今読んでいる「大気化学入門」についても、誰も共感してくれなさそうだから書かなくていいかなと言ったら、お客さんから「いつも読んでいるから今回も書いて欲しい」言われた。

やっぱり、無駄じゃなかった。

こういう人が一人いてくれるだけで、フェイスブック投稿へのモチベーションが上がった。

 

ちなみに私はいつも、なるべく分かりやすい言葉を選んで書いている。

それは師匠から言われた「難しい言葉で書くのは、馬鹿が書く文章なんだよ。頭の良い人は、誰が読んでも分かるように書けるんだよ」という言葉に従っているから。

化学つまんねえつまんねえと思いつつ読んでいたけど、本の最後ら辺になってだんだん面白くなって来た。

何と、人為的な工業で出る窒素酸化物が、オゾン層破壊を食い止めていた。

ちなみに、OHも地球温暖化を食い止めるのだが、窒素酸化物が増えてOH破壊を食い止めるが、同時に一酸化炭素も増えてOHを破壊するため、100年前と比べてこれらが相殺されてマイナス7%に留まっているのだそうだ。

風力発電機の回る音だけを収録したデジタルアルバムを購入したが。

あんまり良くないなぁ、人工的な機械音っていうのは。

複雑性がなく単純なので、芸術性に深みがない。

一応書いておくけど、Madelynne Cornish「Wind Turbines」というCDをBandcampにて購入した。

 

自然の風や、国立公園の動物の鳴き声の方が、先が予測出来ない分だけよっぽど芸術性は高い。

しかも、それらの音を一つの曲にまとめるのには、才能が要る。

この才能というのは、色んな音楽を聴いたり作ったり分析したりして来た積み重ねの延長上にあるものであって、努力で才能は伸ばせるし、それ以外に方法はないと思う。

そう、一つ前の記事に転写した通り、ミュージック・コンクレートのCDについてフェイスブックに投稿してみた。

なぜ投稿したかというと、これが自分だから。

時代は水瓶座冥王星なので、これからはもっと自分らしく生きようと思う。

別にいいねが一個も付かなくたって良い。

書くことで自分の頭の整理になるのはもちろんのこと、地図の入った小瓶を海に流すように、知らない誰かに読まれるかもしれないという思いも込めてある。

 

私は今日、仕事にて黒のスーツに白の革スニーカーを着用してみた。

結果、(技術職の)仕事を真面目にやってくれさえすれば良いという考えのようで、先方の式場側は私が帰る時に「また次も宜しくお願いします」と言って下さった。

ちなみにこの白い革スニーカーは、新宿のベネクシーで売っていた、ドイツのekn(エクン)という会社で作られたもの。

eknはリサイクル素材を使うなどの環境に配慮した製法が特徴。

環境に配慮した会社の製品って、地球のオーラが込められているのか知らないが、やっぱり不思議な魅力がある。

Philip Samartzis「Atmospheres And Disturbances」というCD。

(Facebook投稿記事)

 

Philip SamartzisAtmospheres And Disturbances」というCD

 

日本語に訳すと「大気と撹乱」になります。

私は無損失WAV.ファイルのデジタルアルバムで購入しました。

これは「ミュージック・コンクレート」という現代音楽に属し、自然音に電子音を加えたものをそう呼びます。

なお、このアルバムはスイス・ユングフラウヨッホにある高地研究ステーションにて、全指向性マイクなどの多種類のマイクを駆使して録音されたものだそうです。

自然音がメインの作品であるにも拘らず、曲には起承転結が備わっており、芸術性を感じられます。

 

1.Wind

山の風の音がメインであり、だんだん風が強くなって行きます。

中盤からは嵐へと変わり、最後はフェードアウトするように風の動きが止みます。

 

2.Station

最初は雨のような音から始まり、前半が進む頃には飛行機の通過する音が聴こえて来て、後半に入ると金属的な電子音の合奏となります。

雨音から電子音への移行には不自然さをあまり感じさせない技巧があります。

終盤には雨音が再び出て来て電子音との合奏になりますが、最後は電子音のみで終わります。

なお、雨音には水の流れる音が含まれていますが、これは水中にハイドロフォンを設置して録音されたそうです。

 

3.Melt

雨音から始まるのは先程のStationに似ていますが、こちらは雷が鳴っているようです。

そして、後半に入ると雪を踏むような音が入り、鳥の鳴き声も入ります。

 

4.Tunnels

始めにドイツ語にて駅のアナウンスのような声が流れ、次第に電子音が大きくなって行き、そしてトンネルに電車が通ったような音が鳴ります。

ただ、その後で流れる金属的な音は恐らく作者が「産業音」と呼ぶものだと思われますが、具体的に何の音なのかは私には分かりません。

そして、ざわざわとした音が大きくなって行った末に、いきなり無音になって終わります。

 

5.Valley

風の音から始まって、川の流れと雷の音が入ります。

中盤からは、オーケストラ用ではない民族的なカウベルが鳴り続け、少数民族の声も入ります。

 

6.Wind (excerpt)

こちらも1曲目と同じく、山に吹く風の音がメインです。

少し進んだ所で、小雨が金属板の屋根のようなものに当たる音も加わります。

そして、だんだん風と雨が激しくなって行き、雹のようなものが地面にぶつかるような音も聴こえて来ます。

この曲は自然音そのものの素材を生かしており、電子音はなかったように思えます。

そして、最後は曲が激しくなって行き、そのまま短いフェードアウトで終わります。

 

https://room40.bandcamp.com/album/atmospheres-and-disturbances

Philip Samartzis「Atmospheres And Disturbances(空気感と乱流感)」というミュージック・コンクレートのデジタルアルバムを購入した。

Bandcampにて、WAV.ファイルで。

これ、フェイスブックに投稿すべきなのか?

それを投稿した所で、誰も興味を示してくれない可能性がある。

ちなみに、ミュージック・コンクレートは現代音楽の一種で、上記アルバムでは風の音などの自然音に少しだけ電子音が加えてあるものだ。

 

私はこれを聴いていて、心からの幸せを感じるんだよね。

けど、他人には勧められないだろうな。

こればっかりは、理解してくれる人を探す方が大変かもしれないから。

 

これでもロマン派を完全にディスるわけではないため、アルトゥール・ルビンシュタインの弾くショパンマズルカ集はSpotifyにて全部聴いた。

59-2と68-3が複雑性があって好きだと思った。

(ちなみに、68-3はショパン最後のマズルカである。)

しかしやっぱりショパンやリスト、ワーグナーなどのロマン派音楽は、現代音楽やフリージャズほどまでには好きになれなかった。

これはもう、私の人生では元々そういう趣味に生きるように出来ているだけだ。

現代音楽好きと正当派クラシック好きは、単に棲み分けされているだけだよ。

ただ、歴史に残る作曲家の多くは皆、不幸な人生を送っていて、音楽しか楽しみのない人生だった人が多いからこそ、これだけの名曲が生まれたんだろうな。

今日は祖母(ばーば)の葬儀・告別式・火葬を行った。

告別式にて、まさか自分があんなに泣くとは思わなかった。

幼い頃は、ばーばっ子だったからな。

私の潜在意識には、色んな想い出が詰まっていたのだろう。

 

祖母は一昨日、103歳にて死去。

最期は苦しむこともなく亡くなっていった。

すごく運の良い人だったなと、改めて思う。

祖父とは本当におしどり夫婦だった。