感性が変わると、内面も変わり、選択が変わり、人間関係も変わる。

音楽を聴くなど、そのものの芸術性の美しさを心で感じると、自分の感性の豊かさの範疇が広がります。
その場合、その芸術作品の内容を暗記している必要はなく、感じ取ったことを心のどこかにしまっておくだけでも良いのです。
そうして、感性が変わると、内面が変わります。
内面が変わると、人生での選択が変わります。
さらには、どういうわけか自分に集まってくる人間も変わります。
もしかしたらそれを積み重ねていれば成功者になるかもしれませんが、それで経済的成功をしたその暁には、お金や世間体などに縛られた世の価値観が馬鹿らしく思えてくるでしょう。
パスカルキニャールは「読書をする時、社会とは断絶された内面に帰る」というようなことを言っていますが、音楽を聴くことも内面に回帰する手段だと思います。
心は本来、自由なのです。
そのことに気付くだけで、準備は整っています。