BIG ISSUEの記事にて。(BIG ISSUE vol.348, 2018.12.1刊行。16ページ)
世界の大企業や政府がクソな件。
人殺し企業の実態です。
アルゼンチン国ミシオネス州のプエルト・ピライ村の人たちは、チリの多国籍企業傘下にあるアルト・パラナ社(後のアラウコ社)によって苦しめられていた。
セルロース・パルプ(紙やティッシュの原料)やマツの栽培で、とんでもなく大量の農薬を使い、その村の人たちは9割以上の世帯で深刻な病気に罹る。
200世帯のうち、
70世帯が癌による死亡。
136世帯の子どもが尿路感染症、
152人に深刻な胃の疾患、
113人の女性が妊娠期間中に深刻な問題を抱える、
20人が流産、
12世帯で障害のある子どもや若者がいる。
調査した家庭のうち90%が慢性呼吸器疾患の家族を抱え、
60%が皮膚アレルギーを持つ家族を抱える。
しかも、一度企業と農民との間に不可侵条約を結んだが、企業はそれを無視。
政府は「証拠が足りない」と言いがかりをつけて、無視。
農民たちはピライ独立生産者協議会(PIP)を結成。
そして、そのようやく17年後に土地の一部が返還され、モヤシやユッカ、カボチャ、スイカが育ちつつある景色へと変わった。
遅すぎるではないか。しかも土地の一部って。全部返せ。
これらのことから、チリもアルゼンチンも住むには最悪な国だと断定できる。
でもこうやって真面目に戦う人々もいるんだよなと実感させられた。
http://www.altoparana.com/default.asp
↑これですね、この糞企業。
地獄に墜ちろ。外道が。