枕草子は、新潮日本古典集成の版がおすすめ。

https://www.amazon.co.jp/%E6%9E%95%E8%8D%89%E5%AD%90%EF%BC%88%E4%B8%8A%EF%BC%89-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8F%A4%E5%85%B8%E9%9B%86%E6%88%90-%E7%AC%AC11%E5%9B%9E-%E6%B8%85%E5%B0%91%E7%B4%8D%E8%A8%80/dp/4106203111

なんと、1977年に日本文学大賞を受賞。

しかも、古典の註釈本で受賞するという異例の実績。

萩谷朴(はぎたにぼく)さんというのは、本当に清少納言が好きなんだろうな。

この版は、上に註釈が載っていて、下に本文があり、本文のとなり(傍注)に赤文字で現代語訳が書かれている。

その註釈の内容が、マニア心をくすぐるような、マニアックで、最先端、しかも読みやすい解釈で書かれている。

ただ、やっぱり傍注よりも、現代語訳が直接載った本の方が読みやすいのは確か。

それでも、一応はマニアックな記述がないと落ち着かない私みたいな人は、買って後悔しなかった。

註釈に助けられている。

 

そして、読んでいると、「なんだこのリア充爆発しろw」とか思うw

清少納言のキラキラツイートぶりが、またやんごとなき感じが出ていて、をかし。