枕草子は、新潮日本古典集成の版がおすすめ。
なんと、1977年に日本文学大賞を受賞。
しかも、古典の註釈本で受賞するという異例の実績。
萩谷朴(はぎたにぼく)さんというのは、本当に清少納言が好きなんだろうな。
この版は、上に註釈が載っていて、下に本文があり、本文のとなり(傍注)に赤文字で現代語訳が書かれている。
その註釈の内容が、マニア心をくすぐるような、マニアックで、最先端、しかも読みやすい解釈で書かれている。
ただ、やっぱり傍注よりも、現代語訳が直接載った本の方が読みやすいのは確か。
それでも、一応はマニアックな記述がないと落ち着かない私みたいな人は、買って後悔しなかった。
註釈に助けられている。
そして、読んでいると、「なんだこのリア充爆発しろw」とか思うw
清少納言のキラキラツイートぶりが、またやんごとなき感じが出ていて、をかし。