エルニーニョ現象が起きると、積乱雲が盛んに発生する海域が、普段より東に移る。
(当然だが、東というのは、地図でいうと右にあたる。)
エルニーニョ現象とは、太平洋の海水が温かくなること。(画像左上が日本↓)
https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/learning/faq/fig/el-sst.png
エルニーニョ現象が起きると、日本ではこうなる。
・冬は暖かく、夏は涼しくなる(夏と冬とで気温の差が少なくなる。)
・春は西日本、冬は東日本で、日照時間が減る
・降水量が夏、西日本で増える
ラニーニャ現象とはその逆で、太平洋の海水が冷たくなること。
https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/learning/faq/fig/la-sst.png
ラニーニャ現象が起きると、もともと積乱雲が発生しやすい海域に、よりいっそう積乱雲が発生する。
ちなみに、エルニーニョだと東側に積乱雲が移動すると述べた。
では、なぜ真逆のラニーニャでは積乱雲が西側に移動しないのか?
それは、インドネシアに陸があって、そこで積乱雲が堰き止められているから。
だから、陸の手前で積乱雲がよりいっそう発生するということ。
引用したサイト↓
https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/learning/faq/whatiselnino.html
説明が一番分かりやすいサイト↓