マイケル・ニュートン著「死後の世界が教える 人生はなんのためにあるのか」、読了。
長い。長すぎる。
けれど、吉野圭さんが一押ししていたので買って読んでみた。
書いてあることは、本当のことかもしれないよね。
もしくは、部分部分が本当だったり。
吉野さんの前世・中間世の記憶とおおよそ一致するそうなので、少なくとも本当のことが全く書かれていないということはないだろう。
人って、生まれてくる前にアバターを選ぶらしい。
そして、生まれてから少ししたら魂が入って転生するらしい。
キリスト教では生まれてから40日後に魂が入ると言っているが、特に根拠はない。
人生で起こる不運な出来事で、それが「全くの偶然が生んだ事故」だった被験者は一人もいなかったそうだ。
つまり、必ず生まれてくる前に人生計画を立てていて、その不運な事故のことまでちゃんと計算に入れてあるという。
なお、地球という星はかなり過酷な修行場らしく、地球を生き抜いた魂は誇り高いのだそうだ。
そして、地球2というのがあって、そこではまんま地球の物質世界なのに、精神的にはかなり優秀な魂たちが転生するため、争いなどが全くないそうだ。
ちなみに、人生を終えて傷ついた魂は、一旦癒しの場へと連れていかれる。
魂は、親友同士の魂グループがあり、それは3~25人で構成され、基本はそのグループ内の人としか関わらない。
まれに、他のグループと接触する機会があるが。
そして、魂レベルが上がるとそのグループから離れて上のレベルのグループへと入ることになる。
階級が上がると、下のレベルの魂を指導する立場に置かれる。
マイケル・ニュートンは、奥さんとの出会いが不思議なものだった。(割愛するが。)
マイケルは、土曜日に白い服を何枚も洗っていたとき、突然「白い服の女性に会うなら今だ!」という直感が働き、まるで取り憑かれたように大きな病院に行った。
そして、以前、時計の広告に出ていた気になるモデルの女性と同じ「ペギーへ」という名前で、こういう容姿をした看護婦はいないかと尋ねたそうだ。
そしたら、その人なら今交代勤務が終わるころだと言われたそうなので、会ってみた。
彼女を初めて見たとき、心の中にあるイメージにあまりにも似ていた。
このようにして、最初の出会いはかなり気まずいものだったが、しばらくしてロビーに座ると、まるで何年ぶりかに会った旧友のように4時間もノンストップで話し続けたという。
向こうも、運命を感じたらしく、「私は結婚相手に出会ったの」と友人に言って驚かせたそうだ。
ちなみに、「何年かぶりに会った旧友」という表現については、「実際にそうなのだ」と魂レベルの答えを得ている。
いわゆる、ソウルメイトだ。
人生で、周りにいて色々な役を演じている、魂の親友なのだ。
ソウルメイトとは、これが結婚相手になる場合もあれば、母と息子のような関係になるときもあり、お互いの成長のために、同じ魂同士で色々な役を演じている。