5つ前の記事の続きだが。


結局、私が主に20世紀のフランス文学にハマっている理由は、前世でやり残したことをやっているということなのだろう。

私の前世は1910年代に生まれたフランス人女性で、没落貴族出身、旦那には第二次世界大戦で先立たれ、女手一つで男の子1人を育てた。

晩年は幸せだったという。

つまり、ゆっくり学問や文学に興じる時間があまりなかったのだろう。

それで、今世ではそういう人生計画を立てて生まれて来たという。

だからこそ、日本で生まれて日本語が分かる環境で育ちながらも、日本文学にはあまり食指が動かないということか。