私は彼と一緒に、一緒に日本の本屋にあるキニャールの書籍のコーナーに行った。
そしたら、キニャールの本でない、パスカルなんとかとか、なんとかキニャールといった、名前の間違った本がたくさん置かれており、その中から水声社の本物を探した。
本棚にはキニャールの「ル・アーブルから長崎へ」という黒い本も見つけた。(実際にある本。)
そして、本屋と一緒の建物にあった、図書館にも行った。
図書館ではパソコンを使ってキニャールの本を調べようとしたが、最後まで見つからなかったと思う。
キニャールさんには、無駄な時間を使わせてしまったが、そんなに悪い顔はしていなかったと思う。
私は頭の中から何とか英語を繰り出して話した。
もしかしたら、本にサインしてもらったかもしれない。
うん、あの人は言語さえ通じれば、私とは良い友達になれるような気がするんだ。