エドン・レヴール、4100円。
序盤はカシスとスパイスの香り。
そのまま吸い続けるにつれ、砂糖のような優しい甘みが出てきます。
中盤に差しかかると、砂糖の甘さに加えて、ナッツとハーブ、象牙のクリーミーな香りが来ます。
また、カシスの香りが戻って来ます。
終盤になると甘さはなくなるものの、ずっとそのカシスの香りとスパイスのかが強めに継続されます。
吸い終わると、口の中にナッツとジンジャーの香りが広がります。
これは、4100円の価値がありますね。
ドローも吸いやすく、口に咥えた時の感触もタマゴボーロのような硬さ加減があります。
また、こちらはエドン・エクラタンのような植物質なバターの香りは少なく、同じエドンでも味が違います。
ただ、全体的に漂うカシスの香りとシルキーな味わい加減は、やはりエドン独特のものでしょう。
エドンの葉巻はどれも複雑な味わいがします。
キューバやドミニカなどの暖かい地方で生まれたものとは違った、純フランス産。
北海道と同じくらいの気温の寒い地方で採れたフランス産のタバコ葉を使用した、エレガントな一品です。
ごちそうさまでした。
小さくなるまで吸いました。