「風の気象学」について。

 

∂Θ/∂z : >0 のとき、安定成層

この意味が分かった。

Θって温位のことか!(というか、前の章のページにそう書いてあったのに、脳内で忘れていた。)

そして、zは高さのこと。

つまり、その温度の空気塊(温位)の高さを、無理矢理留まらせようとしたらどうなるか?ということ。

空気は、冷たい方→温かい方へと進む。(なぜなら、冷たい方が気圧が高いから。)

空気塊が下がるにつれて、高さzが下がるということは、下の方があったかいということだから、安定成層。

その場合、高度が上がるにつれて、気温は寒くなっていく。(気温≠温位なので注意!)

なので、その場合は上昇気流が起きておらず、下降気流が起きている。

そのため、湿った空気が上に行かないので、湿った空気が凝結して雨粒になることはないため、よって天気は安定する。

 

ずっと、Θのことを気温だと思っていたが、Θは気温ではなく「温位」のことだった。

仮にもしそれを気温のことにしたら、高さと反比例してしまうから、グラフにしたら真逆になってしまい、両者の偏微分は0以下になるよね?

だから、ずっと迷っていた。

なんだ、そんなことかよ。