15年くらい前に買ったまま積読になっていた、ハドソン「ラ・プラタの博物学者」。
今になって、ハマり始めた。
ボロッボロの古本だけど、知的ロマンがある。
そう、植物学や鳥類学にはロマンがあるんだよ。
ちなみにこの本、間違ってもう一冊買ってしまったことがあったらしく、2冊手元にあるw
確か、どちらも神保町にて100円か200円で買ったものだ。
誰も読まないんだろうな。
でも、誰もが要らないニッチな物にだって、今の私のように価値が生じる場合があるんだよ。
この本を買ったあの頃(私の大学時代)は、スマホもなかった時代だから、挿絵の一切ない文章にて「パンパスソウ」だのといった植物名を言われても、どんなものか想像も付かなかった。
しかも、あの頃の私は、文章を読解する力もあまりなかった。
この二つが主な原因として、読まずに本棚の奥で眠らせたままにしていたんだった。
なぜ買ったかというと、「直感センサーがワクワクした」という、至ってオカルト的な理由からだった。
このことから分かる通り、なぜか無性にワクワクする品物は買った方が良い。
後で使う時になって、「あれは何ていう品物だっけ?」ってなったり、あるいは廃番になってプレミアが付いたり、二度と手に入らなかったりする場合が今までで何度もあったから。
ただ、少し高額な品物の場合は、無料の易占サイトで占ってから、買うかどうか決めた方が良い。
易占は基本、嘘つかないから。
今回だって、直感のワクワクに従って買った本が、約15年越しで役に立つことになったのだから。