フリージャズのサックス奏者、Ivo Perelman。
この人のアルバムが数多くSpotifyに落ちていることに、今さらながら感謝の念が芽生えた。
数年前、直感がワクワクしたのでSpotifyで漁りまくっていたが、ついこの間まではあまり良さが分からなかった。
しかし、今になってその良さが分かるようになって来た。
イヴォ・ペレルマンって、「スルメ曲」なんだよ。
これは、何度もじっくり聴かないとなかなか理解出来なかった。
スルメはスルメでも、硬いスルメなんだ。
こんなに良い曲だったなんて思いも寄らなかった。
そして、彼は「Oneness」などのタイトルをアルバムに付けていることから、スピリチュアルへの信仰が根底にあることが窺える。
ただ、同じスピリチュアル信者のジョン・コルトレーンのあの熱さと比べると、ペレルマンにはむしろ「冷静な思考」のようなものが根底にあることも分かる。
ただ、歴史に名を残したコルトレーンの方が、芸術性は一枚上手かなとも思うが。