今、アンドレ・ブルトンのようなデミタス並みに濃い文学を読んでいるからか、それに慣れてしまうと、濃い芸術でないと全てが味気なく感じてしまう。
そんな中、メシアンの「世の終わりのための四重奏曲」って、改めて聴くと物凄く面白い曲だ。
学生時代に良さが分からず、所謂「勉強のため」に学んでいた音楽作品も、今になってみると良さが分かってすっと心に入って来たりする。
図書館にあったので、予約した。届くのが楽しみだ。
https://www.youtube.com/watch?v=mNJAbfIpUio
私はこの盤を借りた。
Tashiという現代音楽アンサンブルの奏する盤で、ピアノはピーター・ゼルキン。(ルドルフ・ゼルキンの息子)
ピーター・ゼルキンは武満徹の曲が凄く良かったため、この人の現代音楽に対する感性は信用している。
ただ、まだ分からないが、演奏と録音が悪いとそれだけで僅かに萎える。
だけれども、他にもっと良い演奏があったのに!となってもいいから、どうせタダだし借りることにした。
大田区の図書館すごい。