(Facebook投稿記事)
リストのオーケストレーションって、下手ですね。
副旋律が強くて主旋律の勢いを削ぐとともに、土台のハーモニーはスカスカ。
メロディーを可愛がる一方で、全体の調和を犠牲にしています。
例えて言うなら、樹木の絵画にて、幹と枝ばかりが主張されているが絵的に変な方向に伸びており、その上、葉っぱが少なくてバランスが悪い、みたいな感じです。
あと、ボリュームを増すために、最後の方で要らない旋律を足さなくていい。
ピアノの原曲はあんなに素晴らしいのに、なぜ?
指揮者も演奏者も上手いと、作曲家の落ち度が見えてしまうという。
指揮: ジュゼッペ・シノーポリ
演奏: ウィーン・フィル・ハーモニー
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