飯森範親指揮、日本センチュリー交響楽団ハイドン交響曲

録音は、オクタヴィア・レコードのEXTON。

ジャパニーズクオリティを感じさせるような、なかなか精巧な演奏だと思った。

なぜこれを知ったのかというと、ハイドン交響曲101番「時計」の演奏が、スポティファイ上でこれしかなかったから。

でも、結果として良い盤に出会えた。

 

古典派クラシック音楽の良いところは、他の音楽に比べ、気持ちが落ち着くこと。

クラシックは基本、譜面上にムダがない。

そして、古典派は和声の進行や旋律の変異が分かりやすい。

だからこそ、変なテンポの揺らしなどの小細工がない、いわゆる正統派を極めた細工のような演奏であった方が、心に響きやすい。

簡単な音楽構成だからこそ、演奏技術・演奏者の芸術性がモロに出やすいのだろう。