男のお弟子さん(後輩)が言う、ゲーデルの不完全性定理の間違いっていうのは、ちゃんとゲーデルの論文を読まないと分からん。
結局、彼の言うことは正しいのかもしれないが、それを探究するだけのモチベーションが私にはなかった。
どうでもいい。
http://web.sfc.keio.ac.jp/~mukai/modular/incompleteness.pdf
私は全部読んでないけど、例えばこれ↑のある所を深掘りする際に、ゲーデル自身による間違いがあるとのこと。(彼の言うことが正しければ、上記論文中の1.1章と1.5章に既に間違いがあることになる。)
なお、その内容については彼が表舞台で発表するまでここには書かないでおく。
あ、ちなみに上記の引用論文中の「∧」は、尖っているけど「かつ」と同じ意味。
あと、鉤括弧の片方(「)が横向きになっている記号は、「否定文(そうではないこと)」を表わす。
「∀」は「全ての〜」を表わす。
「∃」は「〜が存在する」を表わす。
なお、原文はこの本↓がそうであり、もしかしたらネット上にはないのかもしれない。
https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b247067.html
まあ、そこまで調べるモチベーションは現在の私にはないよ。
だって、どうでもいいから。
彼、すごいね。
彼が言うには、世の中にはゲーデルの不完全性定理のせいで発表出来ない論文や定理が数多くあるらしく、その妨げを取り除いて科学の発展に貢献したいそうだ。
しかも、彼が言うには、ゲーデルの不完全性定理の論文をちゃんと読んでいる数学者が殆どいないらしい。
あ、それと。
「ゲーデルの不完全性定理によって、神は存在しない」とか言っちゃう人たちがいるけど。
とある陰陽師の人のブログを読んだら、「神は全知全能ではなかったし、それは神自身がそう言っていた」と言っていたので、当たり前だが神は存在していても何らおかしくはない。
ちなみに、昔、ゲーデルの書いた著書を立ち読みしたことがあるけど、神や死後の世界への信仰心がすごく書かれていた。
(引用: ゲーデルの「神の存在証明」より)
http://hblo.blog.shinobi.jp/Entry/1270/#google_vignette
命題2
神が存在することは可能である。
証明
「神」とは定義により、すべての実在的性質をもつ存在である。ところで、公理3により、そうした「すべての実在的性質」はまた、実在的性質を構成する。ゆえに、命題1により、そうした実在的性質をもつものが存在しうる。
(引用: 終わり)
ただ、彼(後輩)が言うには、不完全性定理が根本的に間違っていたってことだからね。
それが本当なら、世の中に全知全能なる存在があってもおかしくないことにもなる。