ピアニストのイェルク・デームスについて思うこと。
このモーツァルトなんか、最高傑作候補の一つだろうな。↓
https://open.spotify.com/album/4dDpc0QSBmBHNzW1HtCExf?si=53Y4JFv0QkWUFDhGszo44A
私は元々、近代以降の音楽しか聴かない人間なので、古典派が好きな人は是非全部聴いてみて欲しい。
あと、このシューマン歌曲はかなり良い。↓
https://open.spotify.com/album/0xf5ciNWgOIMapRYhSPNFZ?si=HlH1gQ3mRXeAilon5C1WuA
これももしかしたら、デームスさんの最高傑作候補の一つでは?
なお、フランス物に関しては、例えばドビュッシー「月の光」では独特のリズム感が出ていてデームス節だなと思うし、これはこれでまあまあ良い。
けど、クレッシェンドがだいたいいつもドイツ的でうるさいので、この曲以外のフランス物にはだいたい合わない。
とにかくデームスさんは独特のリズムの崩し方が良くて、身体の中に複雑なリズム感を持っているのだろうなと思う。
良くも悪くも、それが全ての曲に出ちゃっている感じ。
あと、バッハとベートーヴェンはまあ…良いっちゃ良いんだけど、全部ロマン派的なデームス節になっちゃっているなとも思う。
ブラームスもまあ…悪くはないよ、ただ、ドイツ的っていうよりはオーストリア的になっちゃっているなとも思う。
(ドイツ的が甘さゼロだとしたら、オーストリア的はウィンナーワルツのような甘ったるさがあるので、この二つは違う。)