周りの人間は、今の自分の潜在意識の総合計で出来ている。(続き)

前の続き。

 

ようやく私は、自分の性格(心・潜在意識)が、自分の周りの人間関係を作り上げていることに気付いた。

今までは、それを信じようとしていただけで、知ったとか気付いたというレベルではなかったので、そのことにはそんなに思考を深入りさせずに生きてきてしまった。

 

ピアノを調律するように、自分の周りの人間関係も綺麗な魂だけにして、社会を調律させたいと思うだろうか。

それは、私が思っていたことだが、心が変われば自然に出来るものだ。

世界の全てを良くすることは出来ないかもしれないが、自分のいる世界だけは綺麗にすることが出来る。

 

悪い潜在意識の心が芽生えたならば、美しいものを思い浮かべるか、もしくは、その原因を調べること。

悪い言霊から離れること。

離れるというのは、向こうからやってくることではなく、自発的なことである。

向こうからやってくることは、時間差で来なくなるので、大丈夫。

 

誰かをいじめたいと思う心は、極力捨てるべきだ。

そうしないと、そういう悪い人間ばかりを引き寄せてしまい、そういう人間の中でうまくやっていかなくてはならなくなり、何より自分の魂の計画を曲げることになる。

悪い人間の中にいると、自分一人だけ幸せになることが出来なくなる。

もし、弱者に対して優越感の心が芽生えるならば、自分の環境も上記のようなことになる。

そういう悪い心を捨てよと言った仏教は、引き寄せの法則の達人かもしれない。

悪い者同士というのは、何かしらの搾取のし合いで成り立っている。

しかも、搾取して得た金や女は、すぐに飽きて別のものが欲しくなる。

自分の権力がなくなれば、周りの人間もいなくなって孤独となり、そのことに対する恐怖が常にあり続けることになる。

ブルーオーシャンは、そこから解脱した人だけが住む特権を与えられる。

好かれると飽きて、なかなか好かれないと欲しくなる、そういう邪な心だけの関係は欲による依存関係である。

ソウルメイトとは、いつまでも好き同士で居続けられるもの。

私の場合、女のお弟子さんが恐らくソウルメイトであり、恋愛関係にはならなくて良いが、男女の性を越えた親友である。

(私と女のお弟子さんとは、同じタイミングにて風邪で高熱を出したり、同じタイミングにてスマホが壊れたりと、色々な面で繋がりの現象が起きている。)

 

誰かのミスを許せないという心は、極力捨てるべきだ。

そうしないと、そういう人間の中でうまくやっていかなくてはならなくなり、それは何より自分の魂の計画を曲げることになる。

クロミミラ○ンさんは、そういう人間を引き寄せてしまい、息子が交通事故に遭った。彼の心の課題はそこにあるだろう。)

誰かの悪意なきミスに腹立たず、技術力では一流の職人になること、それは信仰心を持って両立できる。

(例えば、及川幸久さんはものすごい勉強家だが、人格もものすごく優れている。)

 

魂の計画とは、自分にとって一番幸せに感じるものである。

そこには、副作用のない大きな楽しみが与えられる。

(その証拠に、SAM前世療法の霊界通信では、「人生は楽しむものである。もっと楽しめ」と高次霊が告げている。)

 

普段から、美しいものを感じること。

例えば、人の心。

あるいは、空の模様や太陽、雨のこと。

美しいものを愛でる感性だけは、犠牲にしてはならない。

太陽の光子の数が多いと、光が強くなり、見ている自分の眼が熱くなる。

なぜなら、光子が吸収されると、熱エネルギーに変わるから。

今、太陽を見ているあなたには、光子の粒が忠実に直線を描きながら、自分の眼のもとに降り注いでいる。

(光は、粒子としての性質と、波としての性質の、両方を持つ。)

その太陽の光は、黄色の波長が一番多いので、だからこそ黄色っぽい白色で見えている。

(光は、全部の色を足すと白色になる。)

また、空の青さは、波長の短い光の散乱で起こる。

雲の白さは、光が反射して宇宙空間に返っていくことを表わす。

黒い雲は、中の水滴が多く重なることで、光が反射せずに吸収され、黒っぽく見えることで起きる。

じゃあ、白い雲よりも黒い雲の方が温度が高いのか?と言われたら、光は吸収され熱エネルギーに変わっているため、その通りだ。

この「空の色」に関するものはレイリー散乱、「雲の色」に関するものはミー散乱という。

理系の勉強というのは、美しい自然現象を知ることでもある。

自然現象を美しく感じる人は、それだけでも本当の意味での勉強をしていることになり、彼らはその感性のまま東大に合格しているので、従って、本当に勉強の出来る人間は素直で感性豊かなものである。