ミナ・ロイ「ジョアンズへの歌」より、第9章。

(Facebook投稿記事)

 

ミナ・ロイ「ジョアンズへの歌」より、第9章。
英語原文で読まないとニュアンスが伝わらない詩だと思います。

 

(本文)

私たちが
愛に目を向けたとき
色づけされた
声たちの宇宙と
笑う蜜蜂と
精子
無の中核にいる
月のミルクの中で

 

(原文)

When we lifted
Our eye-lids on Love
A cosmos
Of coloured voices

And laughing honey
And spermatozoa
At the core of Nothing
In the milk of the Moon

(引用、終わり)

 

なお、「愛の上で瞼を持ち上げる」は、Google翻訳の通りに「愛に目を向ける」と訳しました。
この詩は、何もない状態から懐妊することを示唆しているのでしょうか?
いや、もしかしたらこういうシュルレアリスム的な詩は、そこに意味なんてないのかもしれません。

 

https://oncomouse.github.io/loy/songs.html