(Facebook投稿記事)
年間6000本しか生産されず、希少性の高いウイスキーです。
三つの樽(バーボン樽・シェリー樽・マラガ樽)で熟成されるらしく、特にワイン用のマラガ樽で熟成されることによって、独特の白ブドウや青リンゴ系統の甘さが出るそうです。
そんなこととは知らず、私は銀座のBiG銀座1号店にて購入しました。
直感を使うことに慣れてくると、その物を見ただけでビビッと来るものがあって、今の自分に必要なものが分かるのです。
何というか、その物があるそこの部分だけ「優しく、可愛らしく、高貴で美しいオーラ」のようなものを感じるのです。
なお、私は過去にこの直感があるにも拘らず二の足を踏んでしまい、その物が売り切れや廃番、またはプレミアが付いて超高額になったりして、二度と手に入らなくなったりするようなことが多々ありました。
(しかも、その分の出費なんて、今の時点から考えれば大したことなかったです。)
さて、味についてですが。
確かに甘さがかなり濃厚であり、本当にマスカットや青リンゴのような感じで、その甘さは植物質で嫌味のないものです。
そして、熟成臭＝腐食臭というか、ゲロのようなむわっとした香りも強いですが、飲んでいるうちに鼻腔が慣れてきて気にならなくなっていきます。
また、樽の木材が良質であることがすごく伝わってくるような香りもあり、この木の香りはどちらかというと白い木材をイメージさせるようなシルキーなもので、一般的に用いられる燻製的な樽の香りとは少し違ったものでした。
なお、私は換気扇の前でパイプタバコを吸っていたため、写真はそうなっています。
一応言っておくと、パイプ葉はサビネリ「ブラック・キャベンディッシュ」であり、パイプはいつものアシュトンXXです。
そして、相性はまあまあ悪くないといった程度であり、パイプ葉の甘さは強調されるが、互いの味の複雑性はやや削がれる、といった感じでした。
