私は、ある男性から「気持ち悪い顔」だと言われたことがあります。
私自身、普通にしている時の顔はそこまで思わないで済むのですが、自分の笑った時の顔については気持ち悪いなと思ってしまったんです。
それにより、自己嫌悪を持つ人の気持ちが分かりました。
自己肯定感が頑張っても上がらないんですよね。
ここで大事なのは、自己嫌悪とは元々自分が薄っすら思っていたからそうなるわけであって、他人のしたことは悪くても、その自己嫌悪を持つ原因は他人のせいではないことに気付くべきです。
他人から何か言われても、本来なら自己嫌悪ではなく、純粋にムカつくだけで終わるはずですからね。
もうはっきり言ってしまいますが、あなたを傷付けたその人も、同じようなことを誰かに言われているか、もしくは、その人自身が自分で自分のことをそういう風に心の中で思っていますよ。
なぜなら、元来の人間は愛で溢れているはずだから。
その対処法が見つかりました。
自分をかけがえのない存在だと思うことは当然として、他人にもかけがえのない存在だと思えば良いのです。
つまり、他人を許すこと。
それに加えて、自分の笑顔は最高だとまで思わなくて良いから、プラマイゼロのニュートラルな気持ちで、執着しないようにただ自然に任せて感情をスルーすれば良いのです。
そうすると、「でも、ひょっとしたら自分の笑顔は素敵なのでは?…とも思う」という状態になります。
そして、その後で「自分の笑顔、最高じゃん。」と、冷静な喜びが心の底から少しずつ、確実に湧いて来るのです。
しかし、そうして自信をブーストすると、また反動で自己嫌悪感に戻る場合があります。
その場合も、もう一度、他人をジャッジするのをやめて、自分も他人も本来皆、かけがえのない存在なんだということを思い出し、他人を許します。
この繰り返しですが、その時、他人にばかり焦点が行ってしまったら、自分もかけがえのない存在だということも忘れないで下さい。
こうやって段階を踏めば、自己肯定感は上がります。
潜在意識にアファーメーションとして「私は素晴らしい」みたいなポジティブワードを刷り込むのも、実際にやってみたら効果的でした。
これはスピリチュアルでの王道の方法ですが、この方法を最初に考えた人の霊的感性は本物だなとつくづく思います。
また、自分を愛してくれたペットのことを考えるのも良いでしょう。
ペットは元来自然霊ですが、人間に愛されて生を全うすると、稲荷神社のお稲荷さんみたいな存在にちょっと近づきます。
蛇神様もお稲荷さんも、元は蛇と狐であり、愛を学んで霊格を上げる修行をしたからそうなれたということですからね。
また、自己肯定感を上げるためのきっかけとして、God Miracle Everydayさんの動画を見るのも良いですね。
https://m.youtube.com/watch?v=ML08T8r9M24
ただ、芸術家で大成する人は、自己嫌悪を持っている人が多いですからね。
自己嫌悪から逃れるために、芸術の方に精神を逃避させて、どんどん芸術性だけが上がって行くという。
(私は音大出身であることもあって、音大出身の人とはよく関わりますが、音大は特殊性癖の人の割合がやや高いですから、そこに自己嫌悪を持つ気持ちも分からなくはないです。)
しかし、私の経験上、それは自己嫌悪がなくても出来ることです。
なので、上記の方法を試す価値はあるというわけです。
自己嫌悪というものは、元々自分の心の中にあったものです。
ということは、あの世にいる時に、自分でその人生を選んで生まれて来たわけです。
そこから脱却する方法を探るのも、全部、自分で選んだ人生計画です。
諦めないで。
ムカつく時はムカついていいから、自分に矛先を向けないで下さい。
あと、何かで優越感を持つことも、実はやめた方が良いです。
優越感に浸っていた人たちが、ちょっとしたことで自己嫌悪に陥る、ガラスのハートになってしまうのです。
私も、最近になって他人から賞賛されることが増えてから、知らず知らずのうちに優越感が育っていました。
そのせいで、自己嫌悪という体たらくを経験することになってしまったのです。
優越感を持つと、モノサシが出来ます。
そのモノサシが簡単に自分を傷つけるということを、(決して比喩とかではなく)身をもって知りました。
ちなみに、そのモノサシの正体は「条件付きの愛」です。
条件付きの愛は、愛ではありません。