元いじめられっ子の私は、それを雰囲気で感じ取る人がいるらしくて、電車の中で全く知らない人から差別されたりする。
それは2件目の仕事先に向かう途中、銀座線で起きた。
相手は社会人の女。
しかし、そのすぐ後で、慶応女子高校の制服を着た、顔も可愛くて性格も良さそうな女の子が電車に乗って来た。
ちょっとぽっちゃりで、頭も良いので、こういうJKだったらアリかもなと思っていたら。
そのJKが私の隣で立っていて、私に身体が触れまくっていて、向こうは気付いていないのか気付いているのか知らないけど、なんか、テンションがやや高めに他の女の子と話していた。
そしたら、それを見たさっきの社会人の女は、さっきまでの勝ち誇った表情は消え、怒りを我慢して震えている素振りを見せていた。
これで分かった。
いじめっ子っていうのは、いじめられている人がちょっとでも幸せになると、イライラが止められなくなるっていうこと。
自己中は、脳が不幸を感じやすい性質になる。
いつもだったら、感情を心の中で爆発させ、殺してやろうと思う所。
でも、そういう時こそ「殺さない。自分は絶対に殺人犯にはならない。自分は勝ち組の人生に上がるんだ」と信じることが大事だ。
それを、その時しか信じてなくたっていい。
今、この瞬間に信じることが大事なんだっていうこと。
そのことに気付いた一日だった。