ラヴェル「夜蛾」の聴き比べ。
Jean Yves Thibaudetは、感情的過ぎてパッセージの一つ一つが駿足なみに速すぎるが、一番上手いと思った。(やはり、ピアニストはゲイが最強なのか?)
Angela Hewittはなかなかの上手さだが、小節ごとの全体のパーツが一体化してない。
児玉桃さんとPascal Rogéは、演奏がモタつくのでこれらの人たちに劣る。
ラヴェルが夜蛾を「速く弾け」と言った意味が、やっと分かって来た。
速い方が自然だ。
ただ、こういうマニアックな曲って誰も弾かないし売れにくいから、良い演奏者がなかなかいない。
今後の演奏家に期待。
クラシック音楽界も、やるべきことはまだまだ沢山ある。
なぜこんなことを書くかというと、天赦日の今日、ゼンハイザーのイヤホンを買ったから。
それで、色んな曲を聴いている最中。
やはり、師匠が勧めるだけのことはあって、ゼンハイザーは最高だ。