一番好きな音楽: Mark Solborgのフリージャズ
今の私のトレンドはこれ。
この二つは、耳にタコが出来るくらい聴いていても飽きない。
ただ、メシアンは難解なので、殆どの演奏者が良くないため、私もついこの間までは「メシアンってあんまり良い曲じゃないよな」とか思っていた。
演奏者は本当に選ばなきゃだめだと思った。
私のお勧めのメシアン演奏者は、ピアノだったら児玉桃、オルガンだったらHans-Ola Ericsson。
(ただ、ハンス・オラ・エリクソンは、バラ売りのCDを買うこと。同じ演奏でも、セット売りのCDの盤だと録音が劣る。)
廃人だなぁ。
ここまで音楽が好きだと、音楽好き以外の人たちとは根本的な感性が合わなくなって、廃人化する。
それを知的リア充だと言い換えよう。
昔の私はラヴェルが一番好きで、ラヴェルの楽曲は(欠損音源作品を除いて)全て網羅したからね。
でも、今やラヴェルよりも、ラヴェルの夜蛾の元ネタとなった詩を書いた、レオン=ポール・ファルグの文学の方に目覚めてしまった。
ファルグ、いい加減、誰か翻訳しろよ。
(ネット上には、ファルグの駄作の詩しか日本語訳されていないという。)
誰もやらないなら、私が水声社辺りに直談判しに行って、私が副業で翻訳家になるよ。
また、ジャズではSam Riversが一番好きだったので、これも(欠損音源作品を除いて)全てSpotifyで網羅したからね。
Spotifyになくて、CDにもされていないものは、わざわざレコード盤を買って、それを師匠の家にある装置でCDに焼き直したこともある。
しかし、今やジョン・コルトレーンの後期作品の方が好きだ。
三木俊雄先生がブログでディスっていたコルトレーンの「Om」だって、私は師匠の別荘のクレデンザ(電気蓄音器)で聴いて感動したからね。
同じジャズ好きでも、三木先生とは根本的に相入れない感性の違いがありそう。
ただ、三木先生が私の大学時代に教えてくれたWalter Smith ⅢのCDによって、Sam Riversを知ることが出来た。
ちなみに、Walter Smith Ⅲの「Casuary Introducing」は私も暗唱出来るくらいかなり好きなので、そこら辺までだったら三木先生とは話が出来そうだが。
そして。
Mark Solborgを聴いてしまったら、そのジョン・コルトレーンでさえもただの古典にしか思えなくなった。
古典っていうのは、新しいものの土台であり、踏み台でもあるんだよ。
ちなみに、私の師匠は、一番好きで飽きないのはシューベルトだそうだ。
(演奏者は、クラウディオ・アラウやニキータ・マガロフなど。)
まあ、飽きないという観点から見ると、分からなくもないが。
ただ、彼は、現代音楽やフリージャズに関しては、本当に身体が受け付けないらしい。
彼は自分自身のことを「理系の勉強しかやって来なかった単細胞」だと称していた。
(そのくせ、彼はシュタイナーやスウェーデンボリなどの古典スピリチュアル書籍を読み漁っていた時期もあるんだよなぁ。それなのに、フリージャズが好きではないのか。)