トリスタン・ミュライユって、結局、何度聴いても微妙な作曲家だなと思ってしまう。
曲のパーツごとは美しいものがあるんだけど、全体を見ると構造に芸術性があまりないなと。
あと、あれだけ好きだったMark SolborgやIvo Perelmanなども、最近は聴かなくなってしまった。
ちょっと音楽哲学が薄いかなと。
武満徹も、最近は聴いていない。
なんか、ずっと聴いていると旨みがなくなっていく感じがしたから。
そこら辺はSam Riversやモーリス・ラヴェルと同じで、最初はすごく良くてハマるんだけど、ずっと聴き続けていると飽きる。
(その点、飽きにくい難解な曲を作るメシアンとかMark WastellとかSimon H Fellとかは皆すごいなと思う。)