おいおい、世界史の概略で言われていたことと全然違うぞ。
前に「興亡の世界史シリーズ第0巻」で言われていた「エジプト文明は比較的争いも少なく、肥沃な土地のもとで平和だった」というのは嘘で、実際には第5王朝テティが権力争いで殺害されたり、第一中間期にて飢饉が起こって市民が王家に略奪しに入ったりと、色々問題があった模様。
やはり、歴史は概略だけでは全然ダメで、細かい分野ごとに書かれた本を読んでいかないと誤解を招く。
どだい、世界史を一つの概略にまとめるなんてことは、無理があるんだと思う。
もしかしたら世界史の教科書なんか読み通したって、実際に起きた世界史の一つも理解出来ないで終わる可能性がある。
なぜって、「興亡の世界史シリーズ」でさえ全部で21巻もあるんだよ。
あれをさらに一冊の教科書になんかまとめたら、もはや原形なんか留めていないはずだよ。