(Facebook投稿記事)

 

誕生日プレゼントで、女のお弟子さんから貰った蜂蜜がすごい。

深大寺養蜂園「ゆりの木 40g」。

 

夜中にスプーンで一口、口に含んでみましたが、まずその異常な甘さで目が覚めてしまいました。

もっと優しい甘さなのかと予想していましたが、結構ガツンと来ます。

そして、味わうごとに押し寄せてくる、花そのものの味。

花に鼻を近づけて嗅ぐと、雄蕊や雌蕊の匂いも僅かに来ると思いますが、まさにそれを凝縮した味です。

香りの余韻も長く、どんな匂いの花が咲いていたのか想像が出来そうなくらいです。

幾本もの花の甘い所だけを凝結したという、そのストーリーを伝えるだけの力があります。

 

この蜂蜜は「クセがない」ことを売りにしているようですが、もっと驚く部分が沢山あるので、それは謙虚すぎるアピールだと思えます。

なお、ユリノキは百合とは違いますが、大きめの花を咲かせるモクレン科の木だそうです。

 

そして、私は夜な夜なこの一口の蜂蜜を啜ったためだけに、もう一回歯磨きをすることになりました。