例の喫茶店の女の子。
名前は、なみちゃん。
私はさっき、気分が爽快になって、なみちゃんのことを諦めようとした。
叶っても叶わなくてもどっちでも良いという気分で。
ただ、それを喫茶店の店長に伝えて、私の機嫌が低空飛行していた理由を説明しようと思った。
そして、店長に「なみちゃんのことは、諦めました」と伝えている所を想像しながら、先ほどタバコを吸っていた。
その時だった。
タバコの火が、私の右手中指の甲に落ちた。
あちっ!
タバコの火をミスって浴びるなんて、こんなことは初めてかもしれないほど滅多に起きないこと。
これはやはり、高次霊か何かからのメッセージだと思った。
諦めちゃいけないんだ。
そう思った。
これを今書いている時刻を見たら、0:33。
エンジェルナンバー33は、「あなたが望むことが叶う」だそうだ。
ちなみに、右手中指は相手の膣に入れて指マンをする所だが、まあ、それが関係あるのかどうかまでは分からない。
ただ、易占いの結果から、私は今、積極的に動くべきではないと思った。(らいふうこう1)
前も、すいざんけんの上爻が出て、「進めば困難。止まっていれば大いに成就する。吉。立派な人と協力するのが良い」と出たことがあった。
なので、やはり相手を好きな気持ちを腹の中で持ち続けながら、声に出さないでタイミングを見計らっておく、という作戦に出ようと思う。
どのみち、たとえなみちゃんとの恋愛が叶わなくとも、「今はとりあえずそう思っておけ」ということだろうから。
目先のものが叶うかどうかではなく、良い気分が良いこと引き寄せるのだから、そういうことが大事なのだろう。